亀の子束子
一番使いやすい束子はこれ。
創業104年を迎えた老舗亀の子束子西尾商店
亀の子束子西尾商店は1907年(明治40年)の発明から 今年で 創業104年を迎た老舗です。海外のデザインの可愛いもの、様々なたわしやブラシを試してきましたが、亀の子だわしが一番です。
たわしは、明治から続く独特の製法で、職人の手でひとつひとつ仕上げています。
たわしの主な素材は、パームやしです。椰子の種類は世界で2,000種近くあると言われており、亀の子束子はスリランカ海岸で多く繁茂する繁殖力と供給の安定度の高いココナッツ椰子を使っています。ココナッツ椰子とあわせて、3種類の個性の異なる天然素材の繊維を使い、それぞれ素材の特長を活かした、たわしをつくっています。
手に持ちやすいロングタイプのハーフ・ハード!
万能選手のパームチビッコ
素材が適度な硬さを持っている、パーム(やし)の素材は、繊維の頭の部分で「掻きだす・こすり出す」洗浄が得意です。ザルの目に入り込んでしまった汚れをしっかり落とします。ただし、繊維に強度があるため、傷つきやすい素材には不向きな素材です。
毛並みが美しい、ホワイトパーム
通常の茶色いパームの繊維を安全で環境にやさしい過酸化水素水で脱色したものがホワイトパームになります。通常のパーム(やし)よりも、少しかための仕上がりになっています。
マッサージ用健康たわし、サトオさん
その真っ白な色が特徴的なサイザル麻は、主に健康たわしに使われています。高い柔軟性と吸水性があり、繊維全体を使って”線”で洗います。柔らかい繊維の集合体として、たわし全体で汚れを洗い落とすような洗浄が得意です。身体を優しくマッサージするように洗ってください。
- 執筆:わざわざ編集部
- 撮影:若菜紘之
- 最終更新日:2021.06.10