石田淳(竹細工)の
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竹の産地として、全国的にも最大の規模を誇る福岡県八女市。この八女市に暮らす竹細工職人の石田淳さんは、自ら竹林の整備・竹の採集を行いながら、丈夫で実用的な作品を制作しています。わざわざでは2015年3月に福岡を訪れた際、うなぎの寝床を通して石田淳さんにお会いしました。
竹林を探して竹を切るところから全て自分たちで行い、竹の良し悪しや、一本一本の特性を見極め、その竹を作品のどこに使うか判断しながら作られています。良質な八女地方の竹を使い、普段使いのための竹細工を作る活動を続けています。
秋から年末にかけては竹林の整備と竹の採集のシーズンとなるため、それ以外の時期に集中して作品制作するというスケジュールが年間である程度決まっているそう。以前は竹以外の様々な素材でも製作をしていた石田さんですが、現在は竹の製作を集中的に行っています。
石田淳 プロフィール
愛知県瀬戸市出身。東海大学海洋学部を卒業後、自然環境調査会社などを経て、大分県の水族館に勤務。自然と関わりながら違うことがしてみたいとの思いから竹細工の道へ。
「大分県立竹工芸訓練センター」で2年間技術を学んだ後、別府の工房での修業を経て、竹細工職人として独立。
竹工芸訓練センターの同期であり、パートナーの長岡由記さんとともに、2013年に福岡県八女市立花町に移住。現在に至ります。
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