石田淳/茶碗かご
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使ってよし、飾ってよし
丈夫な竹の茶碗かご
石田淳さんが作る茶碗かご。目が大きい「六ツ目編み」で編まれており強度があるほか、足が付いており通気性にも優れています。
四角いかごは棚に納まりやすく、食器のほか、野菜や果物・お菓子を入れておくかごとしてもお使いいただけます。またはタオルの収納など、キッチン以外にも部屋のあちこちで活躍してくれるはず。日常の中で使ってよし、飾ってよしの暮らしの道具です。
籠づくりは、竹を切るところから始まる。
竹の素材は、石田さんが八女の竹林で自ら採集した「真竹」を使用しています。竹細工に最適な素材であり、節間が広く、粘りとしなりがあるのが特徴です。また、縁巻き(編んだ竹かごの縁を補強するために巻きつける素材)には、竹と似た特性を持つという籐(トウ)を使っています。
伐採したての青竹には余分な水分や油分が含まれているため、苛性ソーダなどを加えた熱湯で煮て、蝋分を拭き取り、天日で数日干すという工程を経て「白竹」に加工します。こうすることで、表面にツヤがあって長持ちする素材となります。
その後、竹を竹割包丁で必要な細さまで割っていき、皮を剥ぎ、角の面取りをして、竹ひごを作り、編んでいきます。原材料の竹を採るところから最終的に作品となるまで、膨大な工程がすべて石田さんの手仕事で行われています。
大と小がございます。
福岡県八女市の竹細工職人
石田淳
竹の産地として、全国的にも最大の規模を誇る福岡県八女市。この八女市に暮らす竹細工職人の石田淳さんは、自ら竹林の整備・竹の採集を行いながら、丈夫で実用的な作品を制作しています。わざわざでは2015年3月に福岡を訪れた際、うなぎの寝床を通して石田淳さんにお会いしました。
竹林を探して竹を切るところから全て自分たちで行い、竹の良し悪しや、一本一本の特性を見極め、その竹を作品のどこに使うか判断しながら作られています。良質な八女地方の竹を使い、丈夫で実用的な普段使いのための竹細工を作る活動を続けています。
秋から年末にかけては竹林の整備と竹の採集のシーズンとなるため、それ以外の時期に集中して作品制作するというスケジュールが年間である程度決まっているそう。以前は竹以外の様々な素材でも製作をしていた石田さんですが、現在は竹の製作を集中的に行っています。
茶碗かご|石田淳
生産地:福岡県八女市
素材:真竹、籐
サイズ:
【大】
約幅41×奥行き32×高さ17cm
重さ:約544g
【小】
約幅35×奥行き27×高さ16cm
重さ:約381g
※天然素材・手仕事での仕上げの為、色味やサイズに多少の差異がある場合がございます。予めご了承ください。
- 執筆:わざわざ編集部
- 撮影:若菜紘之
- 最終更新日:2024.07.25
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水切り籠として使用する場合は定期的に十分乾燥させて下さい。乾燥が不十分ですとカビ・黒ズミの原因になりますのでご注意ください。日頃のお手入れはかたく絞った布て?軽く水拭きする程度て?大丈夫て?す。カヒ?や汚れか?ひと?い場合は水て?丸洗いも可能て?すのて?、サッと手早く洗い、完全に水気を拭き取ってから日陰て?風通しの良い場所て?十分に乾かしてくた?さい。
- 長時間の浸水や湿った物を長時間入れたままにしないて?くた?さい。
- スホ?ンシ?や束子なと?か?編目にひっかからない様にお気をつけ下さい。
- 洗剤洗いも可能て?すか?、熱湯の使用はお避け下さい。
- 急激な乾燥による変形や損傷を避けるため、洗浄後は直射日光に長時間当てて乾燥させないて?下さい。(1時間程度は可)
- 長期間使用しない時は湿気をさける為、なるべく高い場所で保管して下さい。