OSAJI

日々の暮らしに、やさしさを。

OSAJIは、肌を健やかに保つためのスキンケアやライフスタイルを提案するブランドです。ブランド名の由来は、江戸時代に大名や将軍に仕えた医師「お匙(おさじ)」。当時、医師たちは匙を使って薬を調合し、人々の健康を支えていました。現代において皮膚は、体の免疫を司る重要な器官と考えられています。だからこそ、スキンケアは単なる美容のためではなく、健康や心の安定にも関わるもの。OSAJIは、健やかで美しい皮膚を保つためのライフスタイルをデザインする、現代の「お匙」でありたいと考えています。

開発者であり、創設者でもある茂田正和氏が化粧品開発の道を歩み始めたのは、母の肌トラブルがきっかけでした。「自然由来＝安全」と思われがちですが、植物の持つ成分が必ずしも肌に優しいとは限りません。ある日、事故のストレスで母の肌が敏感になり、これまで愛用していた植物由来の化粧品が合わなくなってしまったのです。この経験から、食べて安全なものは肌にも安全なものと考えていた茂田正和氏は大きな疑問を抱きました。それから、自身が考えるほんとうに安全な化粧品を目指し自宅のキッチンにて化粧品作りがはじまりました。

森に入れば自分の身を守るために、他の生き物にとって刺激の強い成分をもつ植物たちがいます。つまり、植物は必ずしも人の皮膚にとって安全であるとは限りません。そこでOSAJIは人体の皮膚を生物学的に学び、植物がどの要素を受け入れ、どの要素を拒絶するのかを熟知することが生涯使い続けられる安全な化粧品作りへの第一歩だと考えました。OSAJIの考える安全な化粧品作りを実現するためにも、植物に含まれる成分で使ってもよいと思うものや使うべきとされているものの基準の違いから国際的なオーガニックコスメの認証は受けていません。

OSAJIの製品は毎日使うものだからこそ、その心地よさにもこだわります。テクスチャーや香りに肌なじみの良さはもちろんのこと、容器の使いやすさや落ち着いた日本の伝統色を取り入れたデザインも大切にしています。視覚や触覚、嗅覚に心地よく響くものを作ることでスキンケアが単なる習慣ではなく、心を落ち着かせる時間になるように。

また、OSAJIは化粧品を通じて日本の文化や芸術の魅力も発信しています。茂田正和氏は伝統文化に深く親しみながら、アーティストやデザイナー、料理人などさまざまなクリエイターとコラボレーションを行うことでスキンケアを超えた新しい価値を生み出しています。

どんな時代でも変わらない、心地よいスキンケアを。肌にやさしく、心に安らぎを届けるOSAJIの製品が日々の暮らしにそっと寄り添います。