
























わざわざ/コーヒーメジャースプーン/椿井木工舎×わざわざ
オプションを選択

























より楽しいひとときを。

明解なデザイン力を実際のかたちにする。
椿井木工舎の二宮さんは丁寧な物づくりながら冶具を追及し精度感を保ち、工芸とプロダクトの融合をめざすものづくりをされています。
コーヒーメジャースプーンの「ワグテイル」と名付けられた形は、鳥のセキレイよりモデリングされたもの。佇まいが美しく、持ち手の具合の良さとスプーンの程よい重みと大きさがバランス良く調和。使うほどにコーヒー豆の油分が無垢の木材に染み込み、美しく経年変化していくことも大きな魅力です。

使いやすさと美しさを両立。
一般的に木製のコーヒーメジャーは、すくう部分の縁が分厚くコーヒー豆がすくいにくいことがありますが、こちらは金属のスプーンのように薄くシャープなので大変すくいやすいという機能的にも優れています。

洗練された美しさに加えて、実用性も兼ね備えたコーヒーメジャー。
ハンドルの長さがポイント。
わざわざ仕様です!

わざわざの希望で作っていただきました!
わざわざの姉妹店「問tou」ではコーヒー豆をセラーメイトに入れて保管しています。このガラス瓶にコーヒーメジャースプーンも一緒に入れて保管したい!という提案を実現していただきました!

ハンドルの長さが違います。左から S、M、L。素材は各サイズの左側がウォールナット、右側がチェリーです。
こちらのS、M、Lのサイズが、セラーメイトに入るよう、ハンドルの長さを調整しています。豆が少なくなっても底にある豆をすくえます。

左から、セラーメイトの0.5リットルとS、1リットルとM、2リットルとL。
製作工程を公開。

1.材料とする木材の厚みを揃え、木の繊維方向、材料の歩留まりなどを考慮して型を配置し、墨をする。

2.バンドソーで外周を墨どおりに切り抜く。


3.ルーターマシンという機械で、手作りの治具を使い、外周を精度良く整える。ボール盤にフォスナービットをセットして、下穴を掘る。

4.ルーターマシンと治具、特注の専用刃物を使用して、すくう部分の穴を加工する。

5.ルーターマシンやトリマー、様々な形状の刃物、治具を使用して、穴の縁や外側、持ち手の部分などを加工する。


6.スピンドルサンダー、小刀などを使用して、機械では加工できない細かい形状を成型する。チューブサンダーである程度仕上げ研磨して、最後はアールや稜線の通りをひとつひとつ確認しながら、手仕上げによる入念な研磨を施して、素地が完成。

7.1回目のオイル塗装後、もう一度研磨。2回目のオイル塗装を施して、完成。

製作過程を並べてみる。
明解なデザイン力を実際のかたちにするのは、「治具を使った効率的な加工」と「手仕事による加工」と二宮さんは言います。それがこの工程で見受けられます。
素材が二種類、
柄の長さは3種ございます。

左から S、M、L。
素材は各サイズの左側がウォールナット、右側がチェリーです。

S ※写真はチェリー。

M ※写真はチェリー。

L ※写真はチェリー。

中深煎り程度の焙煎の豆で、山盛り一杯約15gです。15gはおおよそ1人分のコーヒー豆使用量で、コーヒー一杯分落とせます。※写真はウォールナット。
道具として加えたい一品。

木でこんなラインが出せるのかと驚くくらい滑らかな造形です。



末永く使いたくなる道具が加わることで、毎日の生活はちょっと楽しくなりますね。椿井木工舎のコーヒーメジャースプーンもぜひ、そんな道具の仲間のひとつに加えてみてはいかがでしょうか。

柔らかな木のラインが、お手持ちのコーヒー道具にそっと馴染んでくれます。(参考:名門ドリッパーセット、コーヒーグラインダー、コーヒースケール)
長野県上松町の椿井木工舎(ツバイモッコウシャ)
長野県上松町にある椿井木工舎。二宮大輔さんお一人で製作を行っている個人工房です。二宮さんは自動車メーカーのクレイモデラー(自動車のデザインができあがった後に立体におこす仕事)として十数年従事した後、長野県上松町の学校を出て2017年に独立開業されています。

同じ形に仕上げるために沢山の自作の治具を使っている。
椿井木工舎では、製品づくりの前に、まず治具(じぐ)を自作します。治具とは、生産の現場において、部品を固定し作業をやりやすくするなど作業の効率化や精度の向上を目的に製作されるもので、定番として販売されることが決まったプロダクトに関して、それに合った治具を製作します。治具の不具合はそのまま製品の品質に直結するため、治具作りはとても慎重に行ないます。
この治具を駆使することにより、より効率的に加工はできますが、さらにここから使いやすさやデザインを追求していくため、より魅力的なプロダクトにしていくために、二宮さんの精密で丁寧な手仕事が必要不可欠となります。
「手作りの治具を使った効率的な加工」と「手仕事による加工」から、明解なデザインをカタチにした魅力的なプロダクトを、量産とはいかずとも安定して製作されている工房が椿井木工舎です。
コーヒーメジャースプーン | 椿井木工舎
材質:天然木(ウォールナット/チェリー)
仕上げ:自然オイル塗装
サイズ:
Sサイズ
長さ80mm 高さ30mm 直径50mm 深さ27mm
Mサイズ
長さ120mm 高さ30mm 直径50mm 深さ27mm
Lサイズ
長さ150mm 高さ30mm 直径50mm 深さ27mm
※中深煎り程度の焙煎の豆で、山盛り一杯約15gです。
●お取扱いについて
・水洗いや洗剤ご使用は不具合の原因となりますので、汚れが気になる場合は、乾いたウェスやティッシュ等で軽く拭き取って下さい。
・ハンドメイドアイテムの為、表記サイズに多少の誤差がある場合がございます。
・天然素材を使用している為、木目や色味は1点づつ異なります。木目のご指定などには応じかねますので何卒ご了承下さいませ。
製作者:椿井木工舎 ZWEI WOOD WORK(長野県上松町)
わざわざ取り扱い開始年:2020年
- 執筆:わざわざ編集部
- 撮影:若菜紘之
- 最終更新日:2024.07.25
関連タグ
手作り品の為、ひとつひとつが微妙に違います。お客様都合での返品、交換につきましては配送料をお客様のご負担でお願いいたします。未使用品であっても、大きさ、デザインもしくは色のイメージ違いによる返品・交換はお客様都合になります。ご利用のブラウザ、モニターの性能、設定により商品の色、素材感等につきましては、 現物と若干の違いが出る場合がございます。あらかじめご了承くださいませ。