宝島染工/手ぬぐい
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天然染料の手ぬぐい
天然染料で染め上げた、ファッション性を纏った宝島染工らしい手ぬぐいが届きました。昔から何かと重宝される手ぬぐいは、拭く、被る、巻く、包む、覆う、飾る、贈る。暮らしや仕事、様々な場面で使われてきました。
手ぬぐいって例えばどんな風に使ってる?とわざわざのみんなに聞いてみると
1.布巾として使う。
2.お弁当包みとして使う。
3.ハンカチとして使う。
4.そして使い続けた先の経年変化を楽しむ。
どんどんとその使い方が挙がってきました。首元に巻いておくのもおすすめとのこと。この宝島染工の手ぬぐいは、首元も美しく彩ってくれそうです。
そして手ぬぐいの有する速乾性は、夏場に本領を発揮して、暑い日は大車輪の活躍を見せてくれます。だからこそ今の季節ならば、その名の通り手を拭ったり、汗を拭うハンカチとしても使ってみてほしい。かばんやポケットに1枚忍ばせておいてもタオル生地のものより場所を取りませんし、ここでも宝島染工の美しさが目を引きます。
柄は板締めとムラ染めの2柄。板締めは木型で生地を挟み込み染めます。すると木型を置いていた部分は白く残り、美しい柄に染められます。ムラ染めはクシュクシュと生地を寄せシワを作り、そのまま染料へ浸けます。均等にシワを作れば均等に、ある程度違いを持たせてシワを作ると複雑な柄に染まります。天然の藍ならではの深みのある色の濃淡と伝統的な染めが相まって、宝島染工の手ぬぐいだとひと目見て分かるほどに美しい仕上がりになっています。
そういえば昔、ご近所さんで、矢絣柄の手ぬぐいを、暖簾のような、タペストリーのような雰囲気で玄関に飾っている家があって「かっこいいなあ」と感じたことを思い出しました。この手ぬぐいはまさしくどこかに飾ってもかっこいいデザイン。鮮やかながら生活に馴染むことと思います。
同じ染め方でも、職人が一点ずつ手染めしているため、柄行きや色の濃淡などが異なります。それぞれに表れる個性としてお楽しみください。
天然染料100%、宝島染工。
化学染料が使用されるようになった十九世紀半ばまでは、全て天然染料で染め上げた物を着ていました。虫よけ・薬効・身分など、実用性から装飾へと染色技術は人から人へつながれていきました。
安価で便利な化学染料に比べ、今となっては貴重となってしまった藍などの天然染料。昔ながらのこの染料ならではの地味な様で鮮やかな彩度ある色、色を重ねる事によって出る色のとろみ、「侘びの味」の様な雰囲気は独特の味があります。
福岡県の宝島染工は、藍染・草木染・墨染など天然染料100%を使用し、伝統の染色技術と加工で服作りを行っています。使い手側の視点にとことんこだわった細やかな気配りを感じる製品たち。袖を通した瞬間から、ふわっと優しさに包まれるような温かみ、脱ぎたくなくなるような着心地の良さが魅力です。
手ぬぐい 宝島染工
素材:綿100%
染め:ともに藍染
寸法:ともに約33cm×90cm
※年月、着用と共に退色・変化していきますが、独特のなじみによる風合いをお楽しみください。
※寸法に若干(1cm程度)の個体差がある場合がございます。予めご了承ください。
※デリケートな素材のため、洗濯は手洗いまたは単独洗いでネットに入れることをおすすめします。
- 執筆:わざわざ編集部
- 撮影:若菜紘之
- 最終更新日:2024.07.25
・こちらの商品は商品特性上、他商品との同梱ができません。予めご了承ください。
・本製品は実店舗 問touでも販売しています。在庫状況によっては、お客さまへの発送までにお時間をいただく場合がございます。その場合は受注確認後に別途ご連絡いたします。ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
本製品は天然染料のみを使用し染色しております。一枚ずつの手染めになりますので柔らかいムラ感、色差は生じる場合があります。商品写真と若干異なる事もありますのでご了承下さい。柑橘果汁が付着した場合、色落ちする事がありますので、直ちに洗い流して下さい。藍染の商品は使いはじめや、濡れた状態では色移りする事があります。汗による色の変色やシミを残す事がありますので、 汗が直接着かない様インナーの着用をお薦めします。
洗濯の際は天然洗剤、中性洗剤を使用し白い物や淡色の物とは別に洗濯して下さい。長時間水に漬けたり濁したまま放置されますと、他のものに色が移る可能性があります。光に弱く、長時間の干しっぱなしや蛍光灯があたりますと、変色することがあります。洗濯後は陰干しにて、保管時は光が入らない場所にお願い致します。