ろくろ舎/BASE01/蕎麦鉢
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BASE 01シリーズ
漆器のベースを作り出す「木地師」が提案する、本来であれば隠れてしまう木地の美しさや下地の素材感を活かしたプロダクトラインのBASE。中でもBASE 01シリーズは器を支える土台である高台部を力強く強調した器のシリーズです。
大活躍、蕎麦鉢。
広い口と、程よい高台、そして要所要所に直線的な美しさを感じる、ろくろ舎オリジナルの蕎麦鉢です。その名の通り、温冷問わずに蕎麦を盛り付けると、圧倒的に美しい蕎麦鉢。使い勝手のいいサイズと深さですので、ほかにも煮物、煮付け、サラダ、天ぷらなど、様々な料理で活躍します。蕎麦鉢ながら、多用鉢。食卓の中心に、この多用鉢を。
漆器は、手に持った際に熱くなく、よそったものが冷めにくいのが特長。この蕎麦鉢は、適度に深く作られているので、汁物を入れても問題ありませんし、取り分けようと手に取った際も熱くなく、安心です。
伝統技術を継承しながら「価値を再定義」する、ろくろ舎。
越前漆器の産地福井県鯖江市で、丸物木地師として伝統的な技術を継承しながら”価値の再定義”をコンセプトに、木材を中心に素材、製法にこだわることなくプロダクトを製作している「ろくろ舎」。
漆器作りには、木地師、下地師、上塗り師、蒔絵、沈金師などそれぞれ専門の職人がいます。ベースとなる木地作りを担当するのが木地師で、中でも椀のようにろくろで丸く挽く木地師を丸物木地師と呼びます。ろくろ舎は、この伝統的な丸物木地師の技術を継承しながら、椀をはじめ、器やインテリア、アクセサリーなど、幅広いプロダクトを制作しています。
また”持続可能”をテーマに、福井の間伐材を使用した商品開発をプロデュースする、自分だけの椀をオーダーできるオンリー椀というイベントを開催するなど、漆器や職人、その産地である鯖江・河和田地区に循環を生むため、作り手の領域に留まらず様々な活動を行なっています。
BASE01シリーズ 蕎麦鉢 ろくろ舎
素材:トチ(黒漆または生漆)
サイズ:径 約18.5cm 高さ 約5.5cm
- 執筆:わざわざ編集部
- 撮影:若菜紘之
- 最終更新日:2024.07.25
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