杉の木クラフト/うるしの弁当箱/子ども
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「拭き漆」と「麦漆」
木地に透けた生漆を塗っては布で拭き取る作業を繰り返し、木目を 生かして仕上げる技法を「拭き漆(ふきうるし)」といいます。木の呼吸を妨げないので、お弁当箱にするとごはんの湿気がこもらず、気温の高い季節でも傷みにくくなります。油に強いので、揚げ物などを入れても安心。耐久性の良さも特長です。
さらに、接着部分には漆に小麦粉を混ぜた工房手作りの"麦漆"を使用。化学由来のものは一切含まれていません。"麦漆"は陶磁器を補修する「金継ぎ」にも使われるほど丈夫で、古来より伝統的に使われてきた安心素材です。化学由来のものに比べると手間がかかる素材ですが、あえてこちらを選んでいることに作り手のやさしさを感じます。
お子さまが気軽に使える
小ぶりなサイズ
杉の木クラフトのお弁当に、小ぶりなサイズが登場しました。お子さまにも普段からうるし塗りの弁当箱を使ってほしいし、もっと身近であってほしい。一生懸命作ったおいしいお弁当を、このお弁当箱でさらにおいしく食べてもらえたら嬉しいばかりです。杉の木のお弁当箱は軽さも特徴のひとつ。ごはんとおかずを入れても重くないので、お子さまの持ち運びにも適しています。
どちらも小さな手で持ちやすいサイズ感です。お子さまだけでなく小食な方や、おかずだけ入れたい方にもおすすめのサイズ感です。固定の機能はありませんので、お好みのゴムバンドや小風呂敷でおしゃれしてください。
お手入れも簡単で
初めてでも気軽に使えます。
漆や天然素材、伝統的な技法となりますと扱い方が難しそうと思いますが、他の食器と同じように中性洗剤で洗えます。神経質にならなくても、長く使い継げるお弁当箱なんです。ただし、しまうときは水気はしっかり拭いてくださいね。使うほどにツヤが増してますます愛着がわいてきます。
生活がちょっと特別に。
杉の木クラフトの「漆弁当箱」はプラスチックよりも軽く、手にした瞬間に「うわ!かるい!」ついそんな言葉が出るほど、ふんわりとした感覚に驚きます。学校や仕事へ向かう荷物の中でもかさばらず、小さなお子さんにも安心して持たせてあげることができます。蓋を開けた時のふんわりと香る杉の香りがほっとさせてくれます。
漆の香りと深みのある上品な色ツヤ。普段と中身は一緒でもごちそうに見えますね。長く使える弁当箱を探している人には、きっと手放せない相棒になってくれるとおもいます。
杉の木クラフトの
うるしの弁当箱。
福岡の「杉の木クラフト」による杉の木のお弁当箱。天然素材のお弁当箱です。 杉の木を伝統工芸の「挽き曲げ」という技法で組み立てた曲げ物です。木材なので保護にウレタン塗装するのが一般的ですが、こちらは"漆"で仕上げています。接着部分は漆に小麦粉を混ぜた"麦漆"を使っています。
うるしの弁当箱(拭き漆)子ども弁当箱杉の木クラフト
子ども弁当箱小
サイズ:幅約13.5cm(内寸約12.5cm)×奥行約9cm×高さ約5cm
容量;約340ml
子ども弁当箱大
サイズ:幅約14.5cm(内寸約13.5cm)×奥行約9.5cm×高さ約5.5cm
容量;約430ml
素材:杉(ふき漆仕上げ)
生産地:日本(福岡県糸島市)
- 執筆:わざわざ編集部
- 撮影:若菜紘之
- 最終更新日:2024.07.25
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