戸津圭一郎/スープ鉢/鎬

両耳つきの粉引鎬（しのぎ）スープ鉢

戸津圭一郎さんの両耳付きの鎬文（しのぎもん）のスープ鉢です。粉引の柔らかな色合いとシルエット、そして鎬の装飾が、食卓にやわらかな表情をもたらします。あたたかいスープを注いで、両耳を持ってほっと一息。スープ以外に、お味噌汁や具沢山も、豚汁、サラダやおひたしなど一品料理の小鉢でも活躍する万能の器です。

重ねたときも美しく。

粉引とは、粉を吹いたように見えることから名付けられた技法。鉄分を含んだ陶土を白く見せるため、陶土に白い泥をかけ、その上から釉薬をかけて焼きます。同じ粉引でも、原料や調合によって、濃淡が出たり、鉄粉が出たり、一点一点異なる表情の美しさが生まれます。

片手でも両手でも持てるサイズ。
径:約13cm(耳を含むと約15cm)／高さ:約5.5cm／重さ:約290g

鎬のやさしい装飾が美しい。器ひとつひとつに表情が表れています。

両耳は約1cm。熱くなるのでスープで使用する際は気をつけながら。

そこには高台がついており安定感があります。

底付近の側面で3箇所程度、白化粧のかかっていない部分は、作業時に指で器を持つ際に触れる箇所となります。作業の性質上、必然的に発生するものであることを、あらかじめご承知おきください。手仕事ならではの味としてお楽しみいただければ幸いです。

手作り品の為、ひとつひとつが微妙に違います。ご了承くださいますようお願いいたします。

戸津 圭一郎（トツ ケイイチロウ）

（プロフィール）1969年 東京生まれ。佐賀県立有田窯業大学にて陶芸の基礎を学んだ後、有田の窯元に約4年間勤務。現在、長野県長門町で築窯、独立。

窯元で長く勤務した経験からか、ロクロでひいた器がとても美しく均一な仕上がりです。粉引の器を中心に三島出のものや、細かいしのぎを入れた器など、戸津さんの人柄を表すようなやさしく穏やかな作品達が並びます。戸津圭一郎さんのブログでの紹介記事はこちら。

わざわざではお茶碗からお皿やカップなどの器を中心に、花器や土鍋まで生活を美しく演出する日用品全般を取り扱っています。手のぬくもりを感じられる手触りを是非生活に取り入れて頂けたら嬉しいです。

鎬スープ鉢（両耳） 戸津圭一郎

材質:陶器

サイズ:径:約13cm(耳を含むと約15cm)／高さ:約5.5cm／重さ:約290g



※手作り品の為、色合いや寸法、重さなどがひとつひとつが微妙に異なります。予めご了承ください。