長岡由記/買い物籠 長手
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真竹の買い物籠 長手
ゴザ目でしっかりとした頑丈な作りの竹籠。細かく編み込まれ、がっしりとした作りで、随所に細やかな手仕事が表れた美しい籠です。
籠づくりは、竹を切るところから始まる。
長岡さんの竹細工は、竹を切るところから始まります。一本一本の特性を見極め、その竹をどこに使うか判断しながら作られています。切った竹を割き、竹ひごにする作業も全て手仕事。使用する箇所によって太さを変えながらも、それぞれの竹ひごが均一に揃っているところに、この籠の美しさと長岡さんの確かな腕を感じることができます。
籠の艶は、きれいに磨かれることで生まれています。竹の有する自然の表情に長岡さんの手が加わり、より一層美しい顔を見せます。節部分などもきれいに磨かれていて引っかかりません。
使うほどに色合いや表情が経年変化をしていく姿も魅力。丈夫な作りで永く使える籠ですので、年月をかけて変化していく様をお楽しみください。
自然物である竹の節を写真のように美しく揃えるためには、どの竹をどこに使うか想像しながら、成長年月なども踏まえて竹ひごを選定していく必要があります。竹の適材適所を判断し、実際に形にできる長岡さんの成せる技です。
収まりよく美しく揃った籠の角にも技術の高さが。籠の四角がきれいに曲げられ、それぞれ形が異なることのない精密な手仕事です。
細部まで美しい籠ですが、強度があって大きさや深さもあり、実用性に優れた作りですので、ぜひ普段から使って良さを実感してほしい、そんな籠です。
幅に合わせた長い持ち手。
中にものを入れて持ったときも安定感のある長手。籠の端に重いものを入れた際も比較的バランスが取りやすいです。
サイズは2つ。
どちらも深さがあるためお買い物時の瓶ものや、収納時の本、雑誌が入れやすい印象です。用途に合わせて選べる2サイズからお好みのものをお選びください。
何を入れても、どんな使い方も様になる。
お出掛けやお買い物にはもちろんのこと、新聞や雑誌の収納など、お部屋の中でも活躍します。使ってよし、飾ってよしの暮らしの道具。使うごとに経年変化していくさまも楽しみのひとつです。
福岡県八女市の竹細工職人、長岡由記(ナガオカ ユキ)
福岡県八女市立花町にて竹細工を手がける長岡由記さん。竹林を探して竹を切るところからすべて自分たちで行ない、竹一本一本の特性を見極め、竹細工のどこに使用するか判断する長岡さんの作品は、どこを見ても丁寧な手仕事の様子が伺えます。八女地方の良質な竹を使い、丈夫で実用的な普段使いのための竹細工を作っています。
長岡由記 プロフィール
大阪芸術大学にて現代アートを専攻。大学卒業後は図書館やギャラリーに勤めたりOLをしたり様々な職を経験。
その後竹細工に惹かれ、32歳のときに竹細工の名産地として知られる大分県別府市に移る。大分県竹細工訓練支援センターに入校し、2年間竹細工の技術を学ぶ。
卒業後別府の工房での修行を経て、2013年竹細工訓練支援センターの同期である石田淳さんと八女市立花町に移住し、竹細工を手がける。
買い物籠 長手|長岡由記
生産地:福岡県八女市
素材:真竹、籐
サイズ
中サイズ:幅約37cm 奥行約21cm 高さ約25cm 持ち手高さ約14cm
大サイズ:幅約44cm 奥行約26.5cm 高さ約27cm 持ち手高さ約15.5cm
※寸法や重さに若干誤差がある場合がございます。予めご了承ください。
※竹の皮目にみられる傷・シミは品質に影響ございませんのでそのまま使用しております。
※素材の性質上、黒ずみ・ささくれ等がある場合がございますが不良品ではございません。
※長時間の浸水や、湿った物を入れたままにしないでください。カビ・黒ズミの原因になります。使用後はしっかりと乾燥させてください。
- 執筆:わざわざ編集部
- 撮影:若菜紘之
- 最終更新日:2024.07.25
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