東屋/盆皿 西の木
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遊び心ある名前を持つ
西の木 盆皿
「西の木」とは、「栗」の木のこと。「西」と「木」の漢字を上下に重なると「栗」になります。東屋の遊び心が光るネーミングです。
耐久性、耐水性に優れた栗の木は、昔から建築資材や鉄道の枕木などに使われてきました。家具材としても人気があり、内装材としても重宝される木材です。東屋の西の木 盆皿は、九州産の栗材を使用し、大分県の職人がひとつひとつ手仕事で作っています。
年輪を楽しむ盆皿
木の特性として年輪がはっきりしている栗の木。職人のたしかな目と腕をもって年輪の美しさや特長を見極め、活かし、形作られた、シンプルなデザインが際立つ逸品です。胡桃油で拭いて仕上げることで、自然な艶が生まれています。ひとつひとつ異なる豊かな表情をお楽しみください。
ろくろを挽いて立ち上げた美しい曲線の縁。さらにつけられた立体的な段差が指にかかり、手に持って運ぶ際に安定感が生まれます。この段差のおかげで安定して食器などをのせて運ぶことができます。美しさと機能性を併せ持ったプロダクトです。
栗の木の美しい年輪に加え、例えば天然木ならではの、節の痕や虫食い痕などが見られることもあります。また使っているうちに変化していき、器の輪染みなどもつくことがあります。それらも盆皿が持つ個性のひとつ、自然が生む表情です。プラスチックなどでは味わうことのできない、天然木だけの魅力を。
お皿でも、盆でも使えるから「盆皿」
食器を乗せて持ち運ぶ際に盆としてお使いになるのはもちろん、パンや焼き菓子をのせるなどお皿としても活躍するので「盆皿」と名付けられています。
径の大きさを活かし、小鉢などとあわせてワンプレート使いもおすすめです。縁の角度や高さ、置いたときの美しさや持ちやすさ、サイズなどが考えられていなければ、盆としても皿としても使用するというのは難しいものです。どちらの使い方をとっても秀逸である点に東屋のプロダクトの美しさを感じます。
サイズはふたつ、お好きなものを。
小サイズは、一人分の食器やお茶道具を少し運ぶのに重宝するサイズです。飯碗と汁椀を置ける程度の大きさです。
お友達や複数人の方へのおもてなし、家族分の食器を運ぶ際などに重宝するのが大サイズです。急須と湯呑複数個、ポットとカップ複数個などを運ぶようであれば大サイズがおすすめです。
国内の手工業者と日用品を制作している東屋(あづまや)。
日本の素材と技術を活かし、細部にまでこだわったクオリティの高い商品を生み出している東屋(あづまや)。東屋の商品は改めて日本の技術の素晴らしさを伝えてくれると共に、現代の生活に違和感なくとけ込み、時が経つにつれ味わい深くなる商品ばかりです。デザイナーの猿山修さんとコラボレーションした作品群も魅力的で、デザインと様式美が溶け込んだ、どれも愛着を持って末永く使えるような商品を作っています。
盆皿 西の木|東屋
素材:栗、胡桃油
製造:木暮らし舎 (大分県竹田市)
デザイン:猿山修(GUILLEMETS+SARUYAMA)
サイズ:
小
直径約240×高さ約21mm
重さ:約250g
大
直径約270×高さ約21mm
重さ:約275g
わざわざ取り扱い開始年:2021年
・寸法、容量、重量の数値は個体差があります。
・木は湿気や乾燥に敏感な素材のため、軽い反りや歪みが出ることがあります。直射日光に当てるなど、急激な湿度や温度の変化が起こるとヒビや割れが生じる原因になりますので、涼しく風通しのいい場所で保管してください。
- 執筆:わざわざ編集部
- 撮影:若菜紘之
- 最終更新日:2024.07.25
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