わざわざ/シュトレンレシピブック
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わざわざのシュトレンのレシピを公開。
卵・砂糖・バターを使わないわざわざのシュトレン。そのレシピと工程、誕生秘話を全て惜しみなく掲載した、言わば「秘伝の書」こそこのシュトレンレシピブックです。
開業当初、数十本作ることがやっとだったシュトレンを今では毎年2000本以上販売しています。ここまで至るにはレシピの微調整や焼成、保存方法まで様々な紆余曲折がありました。現時点でのシュトレンの集大成です!ご覧いただけたら幸いです。
卵・砂糖・バターを使わないシュトレンが生まれたきっかけ
「甘いものが苦手である」という一言から始まるシュトレンレシピブック。この一言に卵・砂糖・バターを使わないシュトレン誕生のきっかけが詰まっています。
パン屋を始めた2009年頃、「世の中でどうやらシュトレンなるものが流行っている」と知り、クリスマス前に購入して少しずつカットして食べる、といった“クリスマスを楽しみに待つ”シュトレンの文化や保存性の高さにも面白さを感じ、市販のものを一つ買ってみることに。
けれど甘いものが苦手な平田は、どうしても洋菓子のバターと白砂糖が多用された市販のシュトレンが口に合わなかったのでした。ただ、ドライフルーツは気に入ったし、クリスマスの時間を待つコンセプトはやっぱり面白い。どうしてもシュトレンを食べてみたくて、自分のために砂糖を使わないシュトレンの試作を始めたのがわざわざのシュトレンの始まりのきっかけでした。
作り方も食べ方も惜しみなく。
秘伝の作り方を惜しみなく掲載したシュトレンレシピブック。シュトレン2本分の材料比率や成形のコツなどの詳細が載っていますので、ぜひ材料を買い揃えて、ご家庭でシュトレンづくりにチャレンジしてみてください。
また、レシピとしてだけでなく、わざわざのシュトレンづくりの様子を垣間見る冊子としてもお楽しみいただけます。そのまま食べてもおいしいシュトレンですが、作り方や食べ方を知ったうえで食べるともっとおいしくなるはず。味わい方もきっと変わってきます。
わざわざのシュトレンは毎年調整を続け、2019年に発行したこの冊子と比べると、現在と焼成量や一部ドライフルーツの種類や配合が少し異なる部分もございますが、主となる内容はほとんど変わっていません。
この冊子を参考に、ぜひご家庭でも卵・砂糖・バターを使わないシュトレンづくりや、わざわざのシュトレンの様々な味わい方に挑戦してみてください。
冊子のクオリティも追求し、印刷は藤原印刷に。
秘伝の作り方を掲載するからこそ、冊子としてのクオリティにもこだわり、印刷は今回も藤原印刷にお願いしました。色が沈んでいても潰れていなく雰囲気のある仕上がりに感動です。綴じは針金ではなく紙素材の留め具を使用しました。「和こよ」綴じです。針金のゴミも出ませんしリサイクルも簡単です。行く末を意識して、出来ることから少しずつ。
「定番品しか作らない」
わざわざオリジナル商品
- 「わたし達がどうしても欲しい商品で、世の中に見当たらないもの」
- 「ユーザーにとっても丈夫で長持ちして買った後に後悔しないもの」
- 「工場にとっても生産効率がよく利益が出て、作る甲斐のあるもの」
売る人・買う人・作る人、全ては誰かの幸せのために。
わざわざでは、誰かだけが利益を得ることなく、関わる人が大体しあわせになれるよい塩梅を心がけながら、信頼するメーカーと協働してオリジナル商品を作っています。
わざわざのシュトレンレシピブック
サイズ:A5 36ページ
著者 平田はる香
写真 若菜紘之
アートディレクション 平田はる香
デザイン 藤田高志
編集 平田はる香
発行所 株式会社わざわざ
印刷 藤原印刷株式会社
製本 ダンク セキ株式会社
2019年12月1日 初版発行
※書籍の内容には2019年当時の内容が含まれます。現在の内容と一部異なる記載がありますことを予めご了承ください。
- 執筆:わざわざ編集部
- 撮影:若菜紘之
- 最終更新日:2024.07.25