大江憲一/丸底浅鉢
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丸底浅鉢
大江さんの丸底浅鉢は、「たたらの型押し」という作り方で作られています。たたらの型押しとは、板状にした粘土(たたら)に、型を押し当てて作る技法です。型を当てるのも仕上げるのも、全て手作業となります。
たたら技法の特徴として、お皿の底に高台がありません。すっきりとした出で立ちのお皿です。また、皿の底まで釉薬が掛けられているのが大江さんの特徴です。
ひとつひとつ手作業で作られているお皿には、縁のゆらぎや器全体のバランスに個性があります。均一でないがゆえに生まれる表情の柔らかさや、お料理の盛り付けの楽しみを味わっていただければ幸いです。
使うために作られた器
大江さんは、ご自身の作品を、せっかく買ったからと飾っておくのではなく、日常の中で使い込んでほしいとの思いをもって、料理を食べるための器を作られています。
大江さんのInstagramでは、作られた器がよくお料理と共に登場します。こちらの丸底浅鉢は、大江さんいわく「冷やし中華を食べるために」作られたそう。(投稿はこちら)
「仕事と遊びのバランスがとてもちょうどよい方」である大江さん。もちろん高い技術から生み出される作品が魅力的なのですが、その仕事や作品には、遊び心が内在しており、食事を味わう時間を楽しく彩るようなうつわに仕上がっています。
大江憲一(オオエ ノリカズ)
大江憲一さんは、「醤油さし」などの代表的なプロダクトをはじめ、日常に寄り添うような、普段の献立から使ってほしい美しさと使いやすさを備えたうつわを作っていらっしゃいます。作品を通して大江さんを知っていくと「仕事と遊びのバランスがとてもちょうどよい方」であることが伝わってきます。もちろん高い技術から生み出される作品が魅力的なのですが、その仕事や作品には、遊び心が内在したり、時流に合うようなちょうどいいものづくりの姿勢が表れています。大江さんのこの姿勢や考え方はわざわざの「だいたいちょうどいい」を目指す考え方ともどこか似ており、ひとつひとつのやり取りや関係性を心地よく感じながら、作品の取り扱いをさせていただいております。
大江さんの作品は、代表平田が工房にお邪魔して買付をしています。基本的に再入荷する可能性が低い作品ですので、お気に入りの器がありましたらぜひご家庭にお迎えください。
丸底浅鉢|大江憲一
材質:陶器
サイズ:直径約24.5cm 底面径約11.0cm 高さ約4.5~5.5cm 重さ約630g
製作:大江憲一
※こちらの器は、白い土に白い釉薬をかけて作られています。ピンホールや貫入から染みが広がることが稀にございます。気になる方は、ご使用前に、水にサッとくぐらせていただくと染みが付きにくくなります。
- 執筆:わざわざ編集部
- 撮影:若菜紘之
- 最終更新日:2024.07.25
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