東屋/麻布十四番/バスタオル
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たっぷり水を吸収する
亜麻のバスタオル。
東屋の麻布十四番バスタオルは、亜麻の単糸の14番手の糸を、シャトル織機で1時間に1〜2メートルの速さでじっくりと織られています。
綿のバスタオルとは違った麻ならではのシャリッとした肌触りと、使うほどに柔らかくなっていく経年変化が特徴です。単糸は双糸に比べて毛羽立ちが起きやすく、耐久性が劣りますが、繊維本来の柔らかな手触りが残り、吸水性にも優れているのです。
[単糸]繊維から紡いだ糸を、他の糸とは撚り合わせずに一本のまま使用したもの。
[双糸]2本撚り合わせた糸。撚り合わせたことで太さが倍くらいになる。また単糸にくらべて太さが均等になりやすいため、強度も上がる。
[十四番手]糸の太さを表す「番手」は数字が小さいほど太く、大きいほど細くなる。現行のリネン織物では150番手が最も細い。
使い始めは硬さを感じると思います。ノリが落ちた後は少しずつ柔らかな肌触りになっていきますが、それでも綿のバスタオルに馴染みがある方だと硬く感じる方も多いと思います。すぐに柔らかな感触にはなりませんが、日々長く使っていく中で、麻ならではの感触は残しつつ生地が馴染むように柔らかな肌触りに変化していく様を味わってほしい商品です。
亜麻は吸水性に優れた天然繊維で、しっかりと水を吸い取ってくれる特性を持っています。キッチンのふきんなどでその吸水性を体感している方も多いと思いますが、爽やかな肌触りでしっかりと水気を吸い取ってくれるので、特に暑い時期は体を拭いていて気持ちが良いです。また、速乾性に優れているので洗濯後の乾きが早いのも嬉しいポイント。麻は洗っても丈夫な素材ですので、洗いの多いタオルに向いた素材と言えます。
お手持ちのバスタオルとは少し違った感覚で使えるバスタオルです。乾きの早い特性を生かして、出張や旅先に持っていく一枚としてもおすすめです。
シャトル織機から生まれる
"高密度"のタオル
製造元の林与は、創業明治30年のリネン生地と麻の老舗。超太番手から超細番手まで、定番素材から世界最高峰クラスまで織りこなし、何百色もの色柄を生み出すことができる、世界的にも珍しいテキスタイルメーカーです。
使用するシャトル織機は50年以上の古さ。職人の手作業を必要とすることも多く、麻布十四番のバスタオルは1時間に1~2メートルの速さでじっくり織られています。シャトル織機でゆっくり織り上げる高密度な生地は、亜麻の持つ丈夫な特性ともあわせて、耐久性に優れ、長く使える仕上がりとなります。
シャトル織機で織られた生地は、織っていく際の横糸が1本につながっていることで、両端の幅などを調整する必要がなければ、後々縫製(耳)を必要としない製品を作ることができます。この麻布十四番も、4辺のうち縫製してあるのは2辺のみ、残り2辺は縫製をせずに仕上げています。この縫製の仕上がりにも、シャトル織機で織られた証が表れています。
4種類からお選びください。
国内の手工業者と日用品を制作している東屋(あづまや)。
日本の素材と技術を活かし、細部にまでこだわったクオリティの高い商品を生み出している東屋(あづまや)。東屋の商品は改めて日本の技術の素晴らしさを伝えてくれると共に、現代の生活に 違和感なくとけ込み、時が経つにつれ味わい深くなる商品ばかりです。デザイナーの猿山修さんとコラボレーションした作品群も魅力的で、デザインと様式美が溶け込んだ、どれも愛着を持って末永く使えるような、商品を作っています。
麻布十四番 バスタオル|東屋
素材:亜麻
サイズ:140cm x 70cm(※)
産地:滋賀県愛知郡
製造者:林与(滋賀県愛知郡)
製作:東屋(東京都)
わざわざ取り扱い開始年:2022年
(※)亜麻は洗濯時に縮みやすい特性があり、販売時の寸法は上記より約8%大きくなっています。洗濯をすることで、およそ上記のサイズとなりますが、その後の洗濯でも多少縮みます。
- 執筆:わざわざ編集部
- 撮影:若菜紘之
- 最終更新日:2024.07.25
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- この布は織り上げたまま、洗い加工をしていない生機(きばた)です。ご使用前にお湯で洗ってください。
- 最初の洗濯でおよそ表記寸法になりますが、その後の洗濯でも縮みます。
- 使い始めは毛羽落ちすることがありますが、洗濯を繰り返すと落ち着きます。
- 濃色は色移りすることがあります。本製品の使い始めからしばらくは、他のものと分けて洗ってください。
- 乾燥機を使うと縮みや摩耗が増えます。
- 亜麻の特性によって糸や節に色むらのある場合があります。