高野竹工/竹のまごのて
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茶道具をつくる職人が手掛けた
竹のまごのて
人の手で背中を掻く時の手先のような丸みのあるデザインのまごのてです。竹の特長であるしなりを活かして、掻き手部分には緩やかなカーブを。曲げの柔らかさが見た目にも現れています。
背中に当たる部分だけでなく手に持った際にも肌を傷つけないよう丁寧な面取りが施されており、作り手の繊細な心遣いを感じます。
竹そのものの素材を生かし、形にこだわって作られています。シンプルだからこそ繊細に仕上げられているのが分かり、茶道具制作の分野で長年培ってきた職人さんの技が伝わってきます。
丈夫でしなやか
竹は空洞部が多いため軽く、内側から外側に向かって繊維の密度が高くなるため丈夫でしなやかな性質を持ちます。節があることで折れにくく、強靭な繊維のおかげで強度が優れています。
かゆい!と感じた時にさっと手に取れる軽さ。しなやかでありながら丈夫な素材。軽さと強度を持ち合わせており、まさに痒いところに手が届くまごのてです。
自然素材と技をつなぐ、高野竹工。
京都府長岡京市に工房を構え、創業時から茶道具制作で培ってきた技術を今につなぐ高野竹工。竹を中心とした自然素材を用いて茶道具から日用品まで幅広い商品を制作しています。
高野竹工の技術は製品になる前の竹の管理から始まります。寒暖差が大きく良質な竹の産地として知られる長岡市で自社の竹林を守り育てることで環境整備に取り組み、竹の可能性を先に繋いでいます。
竹林から伐採されたものは乾燥、油分と水分抜き、天日干しからさらに数年寝かせて乾燥させるという長い工程を経て、ようやく製品として加工される竹に仕上がります。
竹の管理から自然素材の性質を生かした製品づくりまで、創業から受け継がれてきた職人のわざを今に繋いでいます。
竹のまごのて|高野竹工
素材:竹(クリアコーティング)
サイズ:42cm × 2.5cm
※極端な湿気・乾燥は変形の原因となる恐れがあります。
※自然素材のため、木目や大きさに若干の違いがございます。予めご了承ください。
制作・販売:高野竹工株式会社(京都府長岡京市)
わざわざ取り扱い開始年:2024年
- 執筆:わざわざ編集部
- 撮影:若菜紘之
- 最終更新日:2024.07.25
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