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健太郎窯/朝鮮唐津八角小皿

セール価格¥3,520
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健太郎窯/朝鮮唐津八角小皿 セール価格¥3,520
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かたちも色も、きりっとした
朝鮮唐津八角小皿

黒と白の釉薬が、まっすぐに二分された八角の小皿。健太郎窯の「朝鮮唐津八角小皿」はどこか凛とした表情を持ち合わせながらも、手に取るとやわらかな手ざわりと土のぬくもりが感じられます。

指先で持ちやすい小ぶりなサイズ感のこのうつわ、薬味や小さなお菓子を盛り付けてもいいですし、アクセサリーをのせても。

佐賀や長崎の山々を歩いては器の原料となる土や石などを採集しては粘土と釉薬を作るという健太郎窯。古唐津の伝統技術をベースにしながら「日常に溶け込む素直な器」を作陶されています。

使われているのは、佐賀県唐津市の南部に位置する北波多地区で採れた白土を水簸(すいひ)して精製した粘土。さらに、釉薬は餅藁を焼いてつくった藁灰釉と、相知地区の鉄を使った鉄釉を、半分ずつ掛け分けて仕上げられています。

焼成によってふたつの釉薬の境界がほんのりにじみ、黒と白のコントラストに奥行きが生まれています。

すっと、糸で切って形を整える

この小皿は粘土を型に詰めたあと、底面を糸で切って生成する「糸切り成形」という技法でつくられています。ろくろ成形と比べて厚みが均一に仕上がりやすくなっていて、角のあるかたちやシャープな印象のうつわに向いている技法です。

だからこそ、この八角のかたちはきっちりしすぎずに、ほんの少しだけゆらぎがみられ、手仕事ならではの味わいが残っています。

高さは16mmほど。

裏側に見える素地のやさしい色合いもまた魅力のひとつ。

黒と白のコントラストが美しい。

  • 執筆:わざわざ編集部
  • 撮影:若菜紘之
  • 最終更新日:2025.12.06