宮田織物/結袢天

宮田織物風のタータンチェック柄
結袢天

宮田織物オリジナルの和木綿「結」を使用した華やかな雰囲気の袢天（はんてん）。糸と糸が繋がることで柄が結ばれるそのさまをモチーフに、経糸と緯糸の織りで工夫を重ねたというこのテキスタイルは生地のツヤ感とやわらかな風合いが相まったわた入れはんてんです。

宮田織物がこれまでになかったシンプルなチェック柄を作ってみたく、ドビー織り機の設計に苦心しながらも試行錯誤を重ねること2年。ようやく織りの表情でみせるタータンチェックに仕上げたといいます。宮田織物風のタータンチェック柄のわた入れはんてんで体をすっぽり包み込みあたたかくお過ごしください。

温かさの秘密は手作業にあり

着る人の着やすさ・温かさにこだわるため、宮田織物の『わた入りはんてん』は、ひとつひとつが職人の手仕事で作られています。デザインから、中わた入れ、手縫いでとじる最後の作業まですべて一貫して自社で行われており、これが宮田織物のわた入れはんてん作りの基礎となっています。

表地の織りはシャトル織機でゆっくりとした速度で織り上げます。これにより空気を含みふんわりと柔らかな仕上がりに。そして中わたを入れていく作業も手で加減しながら行うことで、わたのふっくら感を損ないません。

ふんわり感が伝わってきます。

羽織ればふんわりと、布団を1枚かぶっているかのような温かさと柔らかさ。一度羽織ったら気持ち良すぎて、きっと手放せません。丁寧に手作業で作られているからこその着心地をぜひ確かめてみてください。

前紐を結べばより温かく。

出来立ての生地の風合いは柔らかく、軽さが特徴的です。羽織るとふんわりと暖かく、ゴワゴワ感なく着られて、わたや生地、縫製といった品質の良さを感じさせます。長い間ていねいに着るほど、さらに体になじんで良い風合いへと育っていきます。

左右にポケットがひとつずつ。スマホがすっぽり入ります。

タグもかっこよく。宮田織物のこだわりが詰まっています。

裏地が滑らかで袖を通しやすいのもポイント。

ひと織り、ひと針
愛情を込めて「宮田織物」

大正2年、久留米絣（かすり）の里である福岡県筑後市で産声を上げた宮田織物は、平成25年4月に創業100周年を迎えたものづくりの会社です。

筑後の地場産業である「久留米絣」の機屋としてその歴史が始まったのち、戦後、広幅の織物に転換し量産型の生地を織っています。久留米絣で培った技術をもとに、普通の織物の世界では決してやらないことを、量産ながらも人間が不合理なくらいの手をかけて生産しています。

ルーツである久留米絣の哲学を継承しながら、平成以降はオリジナルの布地である『和木綿』を製作。和木綿を使用した『わた入れはんてん』をはじめ、時代に合わせたものづくりを自社一貫生産で続けています。

結袢天｜宮田織物



素材：表地 綿100％（結）、裏地 綿100％、中わた：綿80％・ポリエステル20％（混紡わた）

サイズ：身丈約80cm、裄丈約72cm、袖丈約30cm、胸囲約128cm

重さ：約820g



※重量は足しわた等の加減で全体で±50ｇ程度違う場合がございますが、全て正規品です。着心地にこだわった手仕事ならではの為、ご了承下さい。



製造者：宮田織物株式会社（福岡県筑後市）

わざわざ取り扱い開始年：2024年



※ご家庭でお洗濯可能です。手洗い(押し洗い)後、洗濯ネットに入れて洗濯機での脱水が可能です。もしくは、洗濯ネットに入れその商品1点のみで手洗いモードのお洗濯であれば、洗濯機の使用は可能です。