








境知子/南蛮焼締/真ちゅうハンドル土瓶
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南蛮焼締 真ちゅうハンドル土瓶

境知子さんの南蛮焼締 真ちゅうハンドル土瓶です。焼成して地肌を固めた焼き物で、釉薬をかけていないために、土の肌の柔らかさが手に取ったときにしっくりくるものが上等だと云われています。丁寧な手作業で細部まで作られた作品は薪窯で焼かれており、ひとつひとつ柄や色味が微妙に異なります。
思わず触れたくなるような、土そのままの表情と真ちゅうの持ち手の組み合わせが美しい土瓶。ややふっくらとしたフォルムに、すっと伸びた注ぎ口。口元はすぼまりすぎず、お茶の香りをしっかり楽しめるつくりになっています。


容量は約670mlとたっぷり入るサイズ。普段のお茶の時間はもちろん、来客時にも活躍してくれます。和の食卓にも洋のテーブルにも馴染む佇まいで、日々の道具として気負わず使えます。注ぐたびに、南蛮焼締ならではの自然な表情や手触りのあたたかさを感じられる土瓶です。


経年変化も美しい

右は5年ほど使用したもの。左の仕上がったばかりの未使用品と比べて、このような経年変化が見られます。
釉薬を使わずに高温で焼き締めて仕上げられるため、最初はマットで落ち着いた質感ですが、時間とともに土の表情がゆっくりと変化していきます。使い続けるうちに表面には自然な艶が生まれ、色合いも少しずつ深まりながら、落ち着いた趣へと育っていきます。
真ちゅうの持ち手も、時を重ねるごとにやさしくくすみ、うつわ全体がしっとりとした風合いに。 長く使うほどに美しく育つ、そんな経年変化をぜひお楽しみください。


境 知子(サカイ トモコ)
(プロフィール)香川県生まれ。岡山県備前陶芸センターで学んだ後、和歌山県にて森岡成好氏に師事。1997年 香川県にて穴窯築窯。2000年 長野県須坂市に転居。2016年 再び香川県へ転居。焼き締め・白磁を中心に作陶している。
知子さんは、南蛮の焼き締めや白磁を中心に作陶し、全ての作品を薪窯で焼成しています。ひとつひとつの形が愛らしくたおやかな形、それに薪窯の力が加わり独特な雰囲気があります。半磁器、磁器、焼き締め、粉引きと様々な用法で彩られた魅力ある作品達です。
南蛮焼締 真ちゅうハンドル土瓶 境知子
素材:陶土
サイズ:
直径 約13.5cm × 幅 約17cm × 高さ 約17cm(約13cm)
口径 約6cm / 深さ 約9cm
重さ 約510g
容量 約670ml
※手作り品の為、個体差がございます。
製作者:境知子(香川県木田郡三木町)
わざわざ取り扱い開始年:2025年
- 執筆:わざわざ編集部
- 撮影:若菜紘之
- 最終更新日:2025.07.31
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