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カート

カートが空です

薬味や具がたくさん乗った、美味しそうなそうめんの写真

手抜きなのに豪華そうめん

わざわざの代表である平田はる香は大の料理好きとして、社内でも知られています。かつてはわざわざで併設されていたカフェでランチを提供しており、スタッフ数が増える2020年までは毎日何十人分かの賄いも作っていました。平田の調理の原理原則が、シンプル調理で素材のおいしさを存分に引き出すこと。

手順は簡単でありながらも、料理をする楽しみ・素材のおいしさが存分に味わえると好評の連載を「料理指南」と題して、シリーズ化致しました。平田の蘊蓄(うんちく)が時折しつこく魯山人が乗り移ったのかと思うことがありますが、それもご愛嬌。旬の料理を一緒に楽しみましょう!

乾麺のレシピをいくつか持っておくと、予想外の料理上手に見えたりします。忙しい日にサッとこんなメニューを出して驚かせたいですね。

  • 執筆:わざわざ編集部
  • 撮影:若菜紘之

冷たくてつるっと食べやすいので、そうめんに頼ることが多くなる夏。「またそうめん~?」と家族から言われてしまったりしていませんか。そんな時はいつもとアレンジを変えて、豪華なそうめんにしてみましょう!手が込んでそうに見えますが、いたって簡単に作れますよ。

用意するもの

  • そうめん 1把
  • お刺身
  • 菜の花
  • ぎばさ(あかもく)
  • 小口ネギ
  • 十倍だし 15cc
  • イマイ醤油 5cc
  • ごま油香宝 5cc
  • 水40cc

1.合わせだれを作る

まずは合わせだれを作ります。十倍だし15cc・イマイ醤油5cc・水40cc・ごま油香宝5ccを混ぜ合わせていきます。普段は計量しないのですが、家事問屋のグッズが使いやすく一つずつレシピをきちんと作るようになりました。味が安定するのでおすすめです。

家事問屋の小分け調味ボール。注ぎ口がついてますし、縁がフラットなので何かと扱いやすいです。

今回使ったごま油香宝。浅炒りのごまから手間暇かけて搾油しており、あっさりとした香りと味わいは中華・和食によく合います。

2.菜の花を茹でる

食べやすい長さに切っておいた菜の花を茹でていきます。沸騰したお湯にざっくりと切った菜の花を入れていきますが、まず太い茎からいれて少し時間が経ってから葉の部分を入れましょう。茎を一つとって食べてみるのが一番おいしく茹でられます。ちょうどいい時間を探してみてください。

茹で上がったら流水で粗熱を取って、

氷と一緒にして冷やしておきます。オーバルすくいザルとヨナスのボウル、安定感があっていい働きをしてくれます。

きっちり冷やすと色止めにもなり緑が鮮やかに仕上がります。また、冷やすことでちょうどいい茹で加減をキープできるのでひと手間ですが、味がぜんぜん変わってきます。青菜をきちんと茹でられる人はお料理上手だと言いたいです。

3.そうめんを茹でる

今度はそうめんを茹でていきます。たっぷりのお湯で茹でるとおいしく茹でられます。沸騰したらそうめんをはらりと入れますが、そうめんがシナっとなったらお箸で少しくるくると麺がくっつかないようにばらしてあげましょう。

今回使っているそうめんは「本場小豆島そうめん」です。香川県小豆島はそうめんの名産地のひとつとして知られています。こちらのそうめんは小麦の風味が生かされ、コシが強く、つるんとしたのど越しが特徴。これからの季節、買い置き必至です。

流水で麺を引き締め、

さらに氷水で冷やしていきます。

しっかり冷えたところで水を切ります。

4.盛り付ける

今回はヒップカクテルプレートを使ってみます。余白がたっぷりあるので盛り付けが映えますよ。

具材とそうめんの準備が整ったので、あとは盛り付けていきます。まずは1で作った合わせだれを器に入れます。このとき、盛り付けが終わった後に上からかける分を半量くらい残しておいてください。

続いてそうめんを盛り付けます。お箸で少し円を書くように盛り付けるときれいです。

次にぎばさを乗せます。ぎばさとはアカモクとも呼ばれる海藻で、めかぶを超える粘り気があり一度食べるとやみつきになりますよ。

今度はそうめんの周りに菜の花を乗せていきます。ぎばさと菜の花の間のスペースに、この後お刺身を盛り付けたいので、隙間を少し残しておきます。

隙間にお刺身を盛り付けて、小ネギを適量散らし、残りの合わせだれをかけたら完成です!

ただそうめんと菜の花を茹でて、お刺身と共に盛り付けただけといえばそれまでですが、このやってやった感の見た目がたまりません...!豪華に見えるのでお客様がいらっしゃったときの〆の料理にいかがでしょうか?きっと感動してくださるのでは?

わざわざ編集部

皆様の「よき生活」のお役に立ちたいという思いのもと、正しい情報や欲しい商品をお届けすべく、わざわざオンラインストアでの商品ページ・記事作成や運営を担当。メールマガジンや公式Instagram、Threads、X、LINEでの広報活動も行う。

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