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わざわざのシュトレン アレンジ集

わざわざのシュトレン アレンジ集

わざわざの代表である平田はる香は大の料理好きとして、社内でも知られています。かつてはわざわざで併設されていたカフェでランチを提供しており、スタッフ数が増える2020年までは毎日何十人分かの賄いも作っていました。平田の調理の原理原則が、シンプル調理で素材のおいしさを存分に引き出すこと。

手順は簡単でありながらも、料理をする楽しみ・素材のおいしさが存分に味わえると好評の連載を「料理指南」と題して、シリーズ化致しました。平田の蘊蓄が時折しつこく魯山人が乗り移ったのかと思うことがありますが、それもご愛嬌。

本日はシュトレンを美味しく召し上がっていただくための、レシピや保存方法をご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

  • 執筆:平田はる香
  • 撮影:若菜紘之

わざわざのシュトレンとは?

卵・砂糖・バターを使わず、薪窯で焼き上げています。世の中にあるシュトレンを食べたら甘すぎたので、自分で作ってみたくなり、試行錯誤を重ねて完成させました。白ワインに漬け込んだドライフルーツの凝縮された甘み、国産小麦の甘み。自然の甘さだけで仕上げています。

わざわざのシュトレンがお手元に届きましたら、まずは5mmほどの厚さにカットして、ぜひそのままお召し上がりください。一番シンプルで先に試していただきたい食べ方です。フルーツや小麦の旨みがダイレクトに感じられます。

アレンジ1.ヨーグルトとジャムと合わせて

3~5mmほどの厚さにカットしたシュトレンにヨーグルトとあんずジャムを合わせました。お皿の下に敷いてちょっと盛り付けに凝るのも良いですし、そのままカップにヨーグルトとジャムを入れて、ディップのようにつけながら食べるのもおすすめです。

ヨーグルトの酸味とジャムの甘味で、シュトレンの奥深い味わいが引き立ってとても美味しいです。

アレンジ2.モッツァレラチーズと蜂蜜を合わせて

3~5mmほどの厚さにカットしたモッツァレラチーズをのせ蜂蜜を回しかけました。これがコーヒーやワインにとってもよく合うのです。お客様が来た時の簡単なデザートとしても、立派な一品になります。カッテージチーズやリコッタなどのシンプルなチーズで代用できます。

アレンジ3.生ハムと柑橘を合わせて

こちらはさらにおつまみ仕様です。生ハムとみかんを合わせて、オリーブオイルとブラックペッパーを振り掛けました。ワインが進んでしまう、危険な一品です。ぜひお試しください。柑橘は他の種類で代用できますし、キウイなどの酸味のあるフルーツがとてもよく合います。

アレンジ4.赤ワインで煮込んだりんごと合わせて

こちらはわざわざの姉妹店「問tou」の喫茶で提供されている冬限定のデザートです。赤ワインでじっくり煮たりんごを合わせました。赤ワインで煮るバージョンで、ドライいちじくの赤ワイン煮もおすすめです。わざわざのシュトレンはスパイスが効いていて、甘さも自然なため、料理を引き立てて美味しくする力があります。

わざわざのシュトレン 保存方法

わざわざのシュトレンは、卵・砂糖・バターを使わずに作っているため、開封後の保存にお気をつけてお召し上がりください。

1.開封後は密封容器(ジップロックやタッパー)などに保存するか、袋の口をしっかり閉じて空気に触れないように保存してください。

2.冷暗所や直射日光の当たらない場所に保存をお願い致します。暖かい場所で汗をかくような状態は日持ちがしません。冷蔵庫に保存しても大丈夫です。

3.シュトレンをカットする際には、手を洗ってから清潔な状態でカットしてください。

4.開封後はお早めにお召し上がりください。

開封しなければ、製造日より半年間の賞味期限がございます。開封前のシュトレンも冷暗所に保管をおすすめしております。

わざわざのシュトレンの食べ方、いかがだったでしょうか?ぜひ皆様も色々な食べ方で召し上がってみてください。お口に合うと幸いです。

平田はる香

2009年長野県東御市の山の上にパンと日用品の店「わざわざ」を一人で開業。2017年に株式会社わざわざ設立。2019年東御市内に喫茶/ギャラリー/本屋「問tou」を出店。2023年度に3,4店舗目となるコンビニ型店舗「わざマート」、体験型施設「よき生活研究所」を同市内に出店。また初の著作「山のパン屋に人が集まるわけ」が2023年にサイボウズ式ブックスより出版された。趣味はボルダリングとよき生活。

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