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うつわ展

うつわ展

作家さんたちのうつわ、
一気に揃いました

かねてからご縁のあった境さんご夫妻や角りわ子さん、わざわざ代表の平田が昨年全国各地を巡る中で新しく出会ったえのきだ窯や健太郎窯。このたび、みなさんのうつわが一気にわざわざに届きました。

どうもみなさん昨年はお忙しく、作品が出来上がるのを気長にお待ちしていたら、不思議と完成時期が重なりました。せっかくなので「うつわ展」という形でまとめてご紹介させていただきます。オンラインストアでありながらも、まるでギャラリーに足を運んだときのように、ゆったりと見て回っていただけたら嬉しいです。

今回のうつわ展では、2回に分けて作品を公開してまいります。

前半:7/19(土)~ 境道一、境知子、健太郎窯
後半:7/26(土)~ 角りわ子、えのきだ窯、境知子、健太郎窯

自分の白を編み出したい
角りわ子

角さんは、わざわざがまだ開業する前にお声がけした、いちばん最初のお付き合いの作り手さんです。あれからもう17年。ずっと変わらず器を届けてくれています。50代後半を迎えた今、体力のことも考えながら、人付き合いを少し減らして陶芸に向き合う時間を増やしているそうです。

角さんは「自分の白を編み出したい」と、独自の釉薬づくりに取り組んでいます。白は簡単なようで難しい色。買ってきた釉薬ではありきたりになってしまうからと、何度も試作を重ねて、ようやく納得のいく白が見えてきたところなのだとか。

それと、今回届いたマグカップでびっくりしたエピソードがあります。実は以前、平田が角さんに「縁の釉薬がもうちょっと垂れてるのも見たいかも」と話していたことを角さんが覚えていてくださって、反映してくださいました。当の平田はすっかり忘れていて「あなたが言ったんですよ」と言われて驚いたそうですが、長くお付き合いしているからこそ生まれるやりとりだと思うと、なんだかとても嬉しくなったと話していました。

130年の積み重ね
えのきだ窯の益子焼

栃木の北部に位置するのどかな田園風景が広がる小さなまち、栃木県益子町(ましこまち)。この地では良質な陶土が採れることから昔から陶芸のまちとして知られています。春と秋には大規模な「陶芸市」がひらかれ、全国からたくさんの陶芸ファンが益子を訪れます。

素朴であたたかみのある風合いが特徴の益子焼。益子の土は鉄分を多く含んでいることから重厚感のある仕上がりになります。そこに柿釉(かきゆう)や飴釉(あめゆう)といった釉薬をかけることにより、やさしい色合いと深みのあるうつわが生まれます。昭和の初めに広がりをみせた民藝運動の中心的人物となった陶芸家・濱田庄司さんが益子に窯を構えたことで「用の美」を大切にする器として益子焼の名前が広まりました。いまでもその精神を受け継ぐ作り手たちが益子に集まり、それぞれのうつわを生み出しています。

そんな益子町で昭和から続く老舗の窯元、この土地の土と釉薬にこだわり作陶に取り組む窯元「えのきだ窯」があります。手がけるのは茶器に茶碗や大皿に花器など、毎日の暮らしに欠かせないうつわたち。ろくろや手びねりに、たたら成形などと作品にあわせて様々な技法を使い分けながら作陶されています。

その中でも特に力を入れているのが急須。急須づくりの名人として知られている四代目の榎田勝彦さんは、その功績が認められ、昭和天皇より「七勲等青色桐葉章」を受章されています。いまでは五代目の若葉さん・智さんご夫婦がその背中を追い、急須づくりに取り組まれています。

ずっと器を作っていたい
境道一さん・知子さんご夫妻

十数年前、長野に住んでいた頃からご縁のある境さんご夫妻。お二人とも「うつわを作るのが好き」という気持ちが伝わってくる作り手です。

境道一さん・知子さん

知子さんはろくろを蹴って回転させながら形作っていく「蹴ろくろ(けろくろ)」で成形し、薪窯で焼き上げるスタイルが中心です。同じ形のものも繰り返し作り続けていて、好きが長く続くタイプなのだろうと感じています。体力的な大変さを感じる年齢になっても、器作りが続けられるような体制を整えながら、朝から晩まで器に向き合う日々を過ごされています。

茶壷やプレートをはじめ、様々なうつわが届きました

道一さんは「新しいこと」に挑むのが好きな作家さんです。今回のうつわ展では、マンガン釉という新しい取り組みの器も届けてくれました。自宅の広い庭で育てているミモザの枝を集めて作ったミモザ釉も印象的です。道一さんの作品で一番人気の織部は、工夫を重ねて生み出された賜物。マットな風合いは道一さんならではで、何度も何度も失敗を繰り返しながら挑み続けた結果と思うと見とれてしまいます。

道一さんの織部焼。いわゆる織部焼の艶やかさを思うと、この風合いは独特で新鮮です

おふたりともタイプは違えど、共通するのは「作陶が好き」ということ。ご夫妻ともに、日々コツコツと作り続けています。香川に移住されて5年ほど経ちますが、観光よりも器作りがしたいからと、香川名物のうどんや骨付鳥を食べに出かける暇もないそうです。やっぱり作る時間が何より楽しいんだな、と境さんご夫妻らしさを改めて感じました。

あえて均一を目指す
健太郎窯

唐津といえば現代でも薪窯が多用されている焼き物の産地です。「唐津焼」とひとことで言っても、土も釉薬も人によってまったく違い、仕上がりの揺らぎも大きいのが特徴です。唐津の土、唐津の釉薬、薪窯。この3つが揃えば唐津焼と言えるので、例えば「常滑焼といえば急須」というような目立った特産品があるわけではないのです。自由度の高さが、唐津にはあります。

そんな中で健太郎窯は珍しい存在です。型をきちんと決めて、薪窯でもぶれない、個体差のないうつわを作り続けています。自然に任せるのは力不足、プロは均一なものを出すものだという考え方に基づいて、唐津焼という揺らぎの多い焼き物の中で、あえて揃えにいっています。土や釉薬のテストも徹底して行い、安定したものづくりを続けています。

見た目はきっちりしていながら、釉薬の流れや土の表情からは唐津らしさを存分に感じます。小皿がきれいに重なる姿や、つるんとした仕上がりの美しさは、食卓でも馴染みやすく使いやすいです。平田がすっかり惚れ込んで、わざわざでの取り扱いに至りました。

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セール価格¥5,940
セール価格¥4,840
セール価格¥3,300
境知子/南蛮焼締/台鉢/小
セール価格¥4,400
売り切れ 境知子/南蛮焼締/後手ポット
境道一/南蛮やきしめ/めし碗
セール価格¥11,000
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境知子/南蛮焼締/茶壷
セール価格¥22,000
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売り切れ 境道一/南蛮やきしめ/カップ
売り切れ 境道一/南蛮やきしめ/フタ物 大
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セール価格¥5,500
売り切れ 境道一/粉引き/茶海
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売り切れ 境道一/ミモザ灰釉/フタ物
売り切れ 境道一/ミモザ灰釉/縞/めし碗
売り切れ
境道一/織部釉/縞/台皿 境道一/織部釉/縞/台皿
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売り切れ 健太郎窯/箸置き/プレーン
売り切れ 境道一/粉引き/浅鉢
セール価格¥4,400
売り切れ 角りわ子/黒墨釉線紋鉢
セール価格¥5,500
売り切れ 角りわ子/白雲紬長方皿
セール価格¥4,950
売り切れ 角りわ子/黒墨釉線紋長方皿
売り切れ 角りわ子/白玉釉黒緑茶碗
セール価格¥6,600
売り切れ 境知子/刷毛目/茶壷
セール価格¥22,000
売り切れ 境道一/南蛮やきしめ ポット
売り切れ 角りわ子/白釉呉須線浅鉢
セール価格¥6,050
売り切れ 角りわ子/黒墨釉線紋汲出
セール価格¥3,300
売り切れ 角りわ子/黒墨釉線紋カップ
売り切れ 角りわ子/白泥銀彩鉢
セール価格¥11,000
売り切れ 境知子/白釉/りんか大鉢
セール価格¥16,500
売り切れ 境道一/耐火/土瓶 黒
セール価格¥22,000
売り切れ
境知子/刷毛目/9寸/リムプレート 境知子/刷毛目/9寸/リムプレート
売り切れ 境道一/南蛮やきしめ/丼
セール価格¥5,500
売り切れ 境道一/織部釉/平皿
セール価格¥7,700
売り切れ 境道一/ミモザ灰釉/四角杯
売り切れ 境道一/ミモザ灰釉/土瓶
セール価格¥22,000
売り切れ 境道一/耐火/土瓶
セール価格¥22,000
売り切れ 境道一/粉引き/茶杯
セール価格¥2,200
売り切れ 境道一/南蛮やきしめ/フタ物 中
売り切れ 境道一/南蛮やきしめ/茶壷
セール価格¥18,700
売り切れ 境道一/マンガン釉/皿
セール価格¥6,600
売り切れ 境知子/白釉/立ち壷
セール価格¥19,800
売り切れ 境知子/白釉/りんか茶杯
セール価格¥3,300