よきマガジン
最近、じっくり、しっぽり、自分や大切な人と向き合う時間を取れていますか?さまざまな人に「とある夜の一杯の嗜み」についてのエッセイを書いていただく連載「今宵の一杯。」 お酒でもノンアルコールでも、しっぽりとした今宵の一杯を──。第1回は、わざわざ代表・平田によるエッセイです。
「たかがパン屋風情が、たかが焼き屋風情が偉そうな口利いて何言ってんのよ!」と笑い合いながら、陶芸家の角りわ子さんと話をしたことがありました。いつどこで何がきっかけになってそんな話になったのか、あまり覚えてないのですが、この「たかがパン屋風情」という言葉が妙に気に入ってしまい、時々頭をよぎるのです。 実はこの後、最後に必ず付く言葉あります。「されどパン屋」です。「されど」を忘れると、自分の仕...
人間同士全てがぴったり合うことなんてほぼ皆無。ただその中で何か折り合いをつけて仲良くしようとしたり、もっとお互いを知ろうとして取るのがコミュニケーション。 社会人になると、所属するコミュニティが狭くなって、共通項が近い人としか会わなくなるので、段々人の付き合いが狭まってきます。そういう中での付き合いは気楽で心地よいものではありましたが、6年前に店を始めたことで状況は一変しました。店をやると...
お金はコミュニケーションツール もし、今これを読んでいて「えっ?お金はお金でしょ?」と思った人がいたならば、とりあえず最後まで無理矢理、読んで欲しいです。今日からもしかしたら、ものを買う以外に存在しているお金の価値について分かり合えるかもしれないから。 アルバイトや社会人になってお給料としてお金を手に入れた時に、必要なものを購入したり、以前から欲しかったものを購入するということは、大人にな...
2021.04.07
掃除は部屋だけでなく心もきれいにする。 これは抗えない事実ではなかろうか。ゴミが散乱しているような部屋に帰っても落ち着かないし、段々それに慣れていってしまえば、心のボタンをかけちがえたような、どこかが少しおかしくなっているような違和感がわいてくる。汚い部屋に目をつぶって生活もできるけれど、些細なことで心が波打ったり、なんとなく自分自身の調子が悪いということと、部屋の状態は似てはいないだろうか?
わざわざ代表の平田はる香は無類のお茶好きです。水筒の中にはいつもおいしいお茶を詰めていると話しています。なぜペットボトルのお茶を飲まず、自分で淹れたお茶にこだわるのかを偏愛話を綴っています。
こんな辺鄙な場所で、こんな時勢の中、この小さな扉を開けて店に訪れてくれた方が今年は1万人おりました。スタッフ一同感謝申し上げます。本当に遠くまでご来店をありがとうございました。姉妹店の問touやオンラインストアも合わせて換算すれば、もっと多くの人が訪れたということになりますが、やはりここは山の上のパン屋らしくこの店「パンと日用品の店わざわざ」に訪れた人で括ってみます。
「今どんな服を着たいか?」。着れればなんでもいい人、楽チンなのを着たい人、他者にこう見られたいという人。様々ですが、いずれも服を選ぶ過程で、私たちは何か大切なことを犠牲にしてきたのかもしれません。そこでオススメしたい服の選び方があります、というお話です。